ブリーチやカラーをした際に紫シャンプー(ムラシャン)という言葉を聞いたことがあると思いますが、
実際どういう効果があるのかについて解説します。
紫シャンプー(ムラシャン)とは?
ブリーチやカラーをするとムラシャンを使った方が良いと聞きますが、何が良くてムラシャンを進めているのかよくわからないことが多いと思います。
ムラシャンとは何なのか・・・
ムラシャンとはHC染料の含まれたカラーシャンプーこと
メモ
HC染料って?
HC染料とは、染毛料の1つで、非常に粒子が細かいものとなっています。そのため、アルカリなどでキューティクルを開かなくても、染料が毛の内部に浸透し毛を染めてくれます。
メリット
完全にノーダメージでカラーができる。
デメリット
粒子が細かいため、吸着性が悪く、単体では2,3週間で落ちる。
ムラシャンを使った方が良い人
こんな方におすすめ
- ブリーチ毛の人
- 髪の黄色っぽさが気になる人
- 色の持ちを長持ちさせたい人
ヘアカラーのサポートとして、カラーを長持ちさせたい人におすすめです。
「黒髪」の人はムラシャンを使う必要性がない。
ムラシャンでカラーの持ちが良くなる理由は?
アジア系の人の多くは、地毛が黒に近いです。この黒髪をブリーチをすると黒い髪色から赤みと青みが抜けることでブロンドヘアのような色ではなく、黄色くなります。
この黄色味を打ち消すことで髪を白く見せるために紫シャンプーを使います。
紫シャンプーには、補色関係にある黄色を打ち消す効果しかないため黄色以外の髪色には効果がないので注意
ムラシャンのデメリット
- 紫の染料で風呂場やタオルが染まるかも
- 洗浄力が弱い
黄ばみをとることが主であるため、洗浄力が主ではないため - 髪がきしむ
ムラシャンは泡立ちが良くないため、毛同士の摩擦によってきしみやすくなる
ダメージケアシャンプーではない
紫シャンプー(ムラシャン)の使い方とより効果的な使用方法は?
基本的には、普通のシャンプーの様に使います。
泡立ちにくいため泡立てネットなどを使ってから使う人もいるようです。
より効果的な使い方として
「Bit&Boot」のパク・ネジュさんの使い方を紹介します。
その使い方は、そのまま髪に塗るという方法です。
泡立てて使うには水を使うため、泡立てると効果が薄くなってしまいます。しかも、塗ることによって仕上がりのムラが防げるようです。
確かに紫シャンプーはシャンプーとしての洗浄力を求めるものではなく、黄色みを抑えたいから使うため、じか塗りの方が効果も高いしこっちのほういいですね!
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