Amazonのヘアワックスランキングで1位の「ザ・プロダクト/product」のヘアワックスは本当に良かったのでレビューしてみたいと思います。
まず、これはヘアワックスなのか?というところですが、product公式ではヘアワックスとして販売されていますが、ヘアバームという方が表現としては正しいのではないかと思いました。
ヘアワックスとヘアバームの違いについて
考え方に個人差があるようですが、私のイメージですとヘアバームは天然由来の整髪料で、ヘアワックスは天然由以外の整髪料といったイメージです。
ヘアバームの成分はこんな感じ |
product(ザ・プロダクト) ヘアワックス product(ザ・プロダクト) ヘアワックス ネロリ ナプラ N. ナチュラルバーム |
ヘアワックスの成分はこんな感じ |
ナカノ スタイリングワックス 6 ギャッツビー ムービングラバー アリミノ ピース フリーズキープワックス |
上記表を見ていただけると、ヘアバームはよくわからないものが入っていない自然由来な感じがすると思います。
スタイリング剤としてのセット力はヘアワックスの方が高く、ヘアバームはワックスほどセット力はありません。ワックスでのセットというよりは、落ち着かせるセットという感じでしょうか。
ヘアバームのテクスチャー自体は固くて指のはらでとってもがっつりは取れないです、手になじませると体温で溶ける感じで、リップスティックの天然由来のものに非常に似ています。というより成分には天然由来のリップと比べてもほとんど同じかもしれません。
ヘアワックスのテクスチャーはすぐ手に取れますが、手になじませると同時に手がベタベタになるためセット力があるのと同時に扱いにくさもあるのがワックスという感じです。
ヘアセットのヘアバームと洗い流さないトリートメントとしてのヘアバームがある
上で説明してきたのはヘアセットとしてのヘアバームですが、ヘアバームにはアウトバスでのトリートメントでもヘアバームというものがあります。
アウトバスでのヘアバームの使い方は、タオルドライ後の少し濡れた髪の毛に塗り、その後ドライヤーで乾かす。ドライヤーなどの熱を利用して髪の毛を修復・補修してくれるアイテムです。
moremoのプロテインバームやサラナラのミラクルバームなどがあります。
成分としても整髪料のヘアバームとは異なります。
moremo(モレモ) プロテインバームB(旧名:リカバリーバームB) |
グリセリン、水、ジメチコン、BG、ミリスチルアルコール、PG、シクロペンタシロキサン、ミリスチン酸イソプロピル、エチルヘキサン酸セチル、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸、香料、ステアルトリモニウムクロリド、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、安息香酸Na、セトリモニウムクロリド、ラウレス-23、ラウレス-3、ポリクオタニウム-7、ベタイン、パンテノール、加水分解コラーゲン、タイワンツナソ葉エキス、スピルリナプラテンシスエキス、EDTA-2Na、酢酸トコフェロール、(C12-15)パレス-3、コカミドプロピルベタイン、加水分解ケラチン、加水分解コラーゲンPGプロピルメチルシランジオール、1,2-ヘキサンジオール、フェノキシエタノール、加水分解コムギタンパク(コムギ由来)、加水分解トウモロコシタンパク、加水分解ダイズタンパク、グリシン、グルタミン酸、リシン、乳酸桿菌/オタネニンジン根発酵液、ロイシン、メチオニン、バリン、セリン、システイン、アスパラギン酸、アラニン、アルギニン、イソロイシン、チロシン、トレオニン、フェニルアラニン、プロリン、ヒスチジン、サリチル酸、水酸化Na、サッカロミセス培養物、カプリリルグリコール、ヒポファエラムノイデスエキス、乳タンパクエキス、加水分解シルク、プロパンジオール、イナゴマメ果実エキス、カキ果実エキス、ツバキ葉エキス、ミロタムヌスフラベリフォリア葉/茎エキス、クエン酸、アスコルビン酸、カラスムギアミノ酸、コムギアミノ酸、ダイズアミノ酸、コメアミノ酸、トロポロン |
SARANARA(サラナラ) シルクサロン ミラクルバーム |
精製水、グリセリン、ジプロピレングリコール、シクロペンタシロキサン、セテアリルアルコール、ジメチコン、プロピレングリコール、炭酸ジカプリリル、エタノール、BG、セトリモニウムクロリド、ベヘントリモニウムクロリド、ヒドロキシエチルウレア、ヒドロキシエチルセルロース、安息香酸アルキル(C12-15)、12-ヘキサンジオール、ペンチレングリコール、バクガエキス、EDTA-2Na、ボスウェリアセラタ樹脂エキス、酢、加水分解シルク、ワイン、グリシン、セリン、グルタミン酸、ツバキ種子油、ラベンダーエキス、ローズマリーエキス、カミツレエキス、アルガニアスピノサ核油、プランクトンエキス、アスパラギン酸、イナゴマメ果実エキス、チロシン、フェニルアラニン、バリン、トレオニン、プロリン、イソロイシン、ヒスチジン、メチオニン、システイン、エチルヘキシルグリセリン、香料、リナロール、ブチルフェニルメチルプロパナール、サリチル酸ベンジル、リモネン、クマリン |
整髪料としてのヘアバームとトリートメントとしてのヘアバームと同じ名称でも中身の成分と使用状況が違うので、整髪料のヘアバームをつけたまま寝るのは良くないです。ヘアワックスをつけたまま寝るよりはよっぽどましかもしれませんが、、、
Amazonランキングで人気のヘアバーム トップ3位はこれ
product(ザ・プロダクト) ヘアワックス 42g
ナプラ N. ナチュラルバーム 45g
product(ザ・プロダクト) ヘアワックス ネロリ 42g
ヘアバーム プロダクト 匂い/香りは4種類
ベースの成分シアバターやミツロウなどは同じですが、香りの異なる4種類があります。
◆マンダリンオレンジの香り
◆ダマスクローズの香り
◆ラベンダーの香り(コスメキッチン限定)
◆ネロリの香り
マンダリンオレンジを使っていますが、実際いい匂いです。
ヘアバームの使い方・付け方・適量は? 取りにくい時は?
- 指先に少量を取り、手の上でのばして温めオイル状にします。
- スタイリングしたい部分を中心に髪になじませます。保湿として毛先のパサつきも抑えれれます。
一番最初に使う際は固形状になっているため指の腹では取りにくいのと爪の間に入りそう!と思う方もいると思います。
爪に乗せるように削り取ると爪の中に入らずきれいに取ることができ、使いたい分の調整がしやすいと思います。
※新品を下したのに、表面が凄い粒々な状態なのはなんでか
一度溶けたヘアワックスが再び冷えて固まった場合、原料に含まれる成分の融点が違うために、結晶ができてしまい表面が白くなります。
これはブルーミング現象とよばれています。
チョコレートやアイスクリームなどでも起こります。
見た目は悪くなりますが、品質上の問題はありません。
また、溶けて再び固まったオイルは粒子の構造が変わり、粒状になる場合がございます。
なめらかさが当初の物と異なってきますが、手のひらでオイル状にしてからご使用ください。
個人的にプロダクトのヘアバームが良い最大の理由はこれ
髪のセットに使用できるヘアワックスなのに肌に使っても問題ないアイテム
- 手に残ったヘアワックスはそのまま肌にのばして、ハンド&ネイルの保湿ケアとして
- 唇を優しく保護するリップクリームとして
- 乾燥した肌・かかとに保湿して角質ケアとして
普通のヘアワックスであれば、セット後絶対に手を洗わないといけないです。また、ヘアワックスがついた髪が肌に触れているとニキビができやすいですし、ヘアワックスがニキビの原因にもなっている場合もあるかと思います。
その点、ヘアバームでは手になじませて済むので非常に使用時の手間が少ないです。
ヘアバームは劣化する?酸化による酸化臭等が発生するのか
基本的には、酸化しにくい「シアバター」をベースとして作られているため問題はありません。また、酸化防止剤として「トコフェロール」も使われているためこの二つが成分に記載されていればほぼ問題はないといえます。
しかし、使用状況として、高温多湿や低温、直射日光の当たる場所、ふたを開けて保管されると、品質が変わってしまっている場合があるためこれらには注意して使用しましょう。
オーガニック系のヘアバームは油臭いという人も一定数いる
私自身使っていてプロダクトは油臭いとは思ったことはありません。
匂いには敏感な方ではありますが、そのようなことはありませんでした。油臭いというのはそのままの意味だとは思いますがレビュー等を見ているとオーガニック系のヘアバームは油臭いと感じている人は一定数いるようです。
個人差的なものか、はたまた模倣品だったのか。。。